2013/06/21

ぷりんた

確かスペインのアーティストだったか、
保証期間が過ぎた、壊れたプリンターの修理を
それ相応の値段で修理してくれる所を探しまくる、
というビデオをずいぶん前に見て、やたら関心した覚えがありますのです。

こんなビデオでした。

そのプリンターはただ単にインクヘッドかなにかが壊れただけで
カートリッジ部分さえ交換すれば元通り、他の部品はすべて良好だったわけなのだけど、
そんなプリンターをどこへ持って行っても
「修理するより新しいのを買った方が安いですよ〜」と言われ続け、
あちらこちらに納得いかないと申し立てをしたり、
メーカーに手紙を書いてみたりと挑戦するのですが
結局、全部品を交換という無謀な修理にしかならず、
自分で修理する方法をなんとかネットで見つけ出し、自力で直す。
という一連の彼の挑戦が
痛ましくも頼もしいストーリーでした。
(誰かこのビデオ見つけたら教えてください!)

なぜこれを思い出したかと言うと
先日、やはり私のプリンターのインクヘッドが壊れて
黒のインクだけが出なくなり
あと5日で保証が切れるという所でギリギリ修理に出したところ、
2週間後、無料で新品のプリンターが戻ってきたのでした。

他の部分は良好だったのに。どーして????

そしてあの「元・私の」だったプラスチックの塊のプリンターは、どこへ行き着くのかしら?と思いはじめたら気になっちゃって、
メーカーに問い合わせようとした所
プリンターのシリアルナンバーが登録されておらず、
メールさえも送れませんでした。

あのままボーーン、と捨てられてなければいいんだけど、、、。

なんて返事してくるのかしらね、メーカーさん。
気になってしかたがありません。